回忌法要に伺う場合の表書きは『御仏前』となります。
地域により多少違いは有りますが、葬儀から四十九日までは『御霊前』、四十九日
法要後からは『御仏前』が一般的です。
一般的には四十九日までが忌中で、この期間は結婚式やお祝い事などの出席、神社への参拝などは控えられるようにします。
地域によって多少違いは有るものの、お墓や納骨壇をお持ちの方は四十九日法要に合わせて納骨をされる方が多いようです。
まだ納骨は・・・と思われる方は、祥月命日や 1周忌・お盆・お彼岸に合わせてされてもよろしいのではないでしょうか。
お気持ちの整理が付きましたら、早めに安置された方がよろしいと思います。
忌中は四十九日までの期間をいい、喪中とは一周忌までの期間を言います。
ご遺族の方は正式な喪服が一般的です。参列者の方は喪服又は、地味目の正装が基本になります。
四十九日が三ケ月に渡っても差し支えありません。これは、古くからの語呂合わせから来ているもので、【終始、苦(四十九)が身に付く(三月)】と言われ、江戸時代は賃金が一般に日払いだった為、四十九日が済むまで休んでいると生活が大変なので、満中陰までがあまり長くならないようにこの風習ができたと言われています。
できれば、しっかりと四十九日まで故人様のご供養をされる事をお勧めいたします。
お寺様に差上げる時の封筒は基本的に黄色の水引の封筒になります。表書きは、 ”御布施”と書きます。黒白の水引を使われる方が多いようですが、黒白の水引はご仏前・ご霊前などお亡くなりになられた方故人様に御供する時に使います。
また、お仏壇開きの入仏式や開眼式などの場合はお祝いとなりますので、赤白の水引になります。